理事長挨拶

イッソー・タパ

平素は当法人に温かいご声援を賜りましてありがとうございます。

さて、私は一昨年の12月に理事長に就任し、本年は理事長として本格的に始動してまいろうと考えておりました。しかしながら、昨年に入り新型コロナウイルス感染症の感染が世界中で広がり、それが当法人の活動にも大きく影響いたしました。日本では4月に緊急事態宣言が出され、人々の生活も様々な制限を受け、当法人が計画していた活動も中止せざるを得ないものが多くございました。一方、ネパールにおきましても、一時は新規感染者が日々数千人に上る時期もあり、長期にわたりロックダウンが実施されるなど厳しい状況にあり、野球の活動ができる状態にはございませんでした。このように、2020年は思うような活動ができない不本意な一年となるとともに2021年以降も計画の見直しが必須となっており、応援してくださった皆様にご心配をお掛けいたしました。新型コロナウイルス感染症が早く収束し、平穏な日常が戻ってくることを切に願っております。皆様も大変な日々が続いているかと存じますが、くれぐれもご自愛ください。

ところでこの度、当法人では活動環境の変化に対応するため、より幅広い活動方針で活動の発展を図ることとし、法人の名称も「NPO法人日本アジア球友団ラリグラス」に改めることといたしました。また、空位であった会長に前理事長の小林洋平氏を選任して全体の統括をしていただくとともに長年活動に協力していただいていたスリランカのスジーワ・ウィジャヤナーヤカ氏をゼネラルマネージャーに迎えることといたしました。今後の活動方針では、野球やネパールに固執せず、今までの活動も大切にしながらアジア全体に目を向けたより幅広い活動を目指してまいります。私自身もネパールを代表して、活動の発展に尽力してまいります。

2021年は新たな活動方針のもと、活動の一層の発展をめざして尽力してまいります。至らぬ点も多々あるとは思いますが、今後ともラリグラスに温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。


2021年4月
NPO法人日本アジア球友団ラリグラス
理事長 イッソー・タパ


顧問挨拶

小林 洋平

平素は当法人の活動に温かいご声援を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、理事長のイッソー・タパも申し上げておりますとおり、当法人では活動をとりまく環境の変化に対応するため、これまでの活動からより幅を広げた活動方針で今後の活動を進めてまいることといたしました。そして、私も顧問から会長に立場を変えて活動に携わることとなりました。

私は2019年12月に理事長を退任し、昨年は顧問という立場で当法人の活動に関わってまいりました。しかしながら、昨年は活動が思うように進まず、もどかしい日々が続いておりました。当法人の活動は無給のボランティアによって運営されており、スタッフはそれぞれ仕事を持ちながら活動に携わっております。そんな中、昨年来の新型コロナウイルスの感染拡大で仕事に影響を受けた者もおり、それが当法人の活動にも影響する状況となってしまいました。私が理事長を退任した際には、余程の事がない限り当法人の主幹となる予定はございませんでしたが、その余程の事が起きてしまい、関係者および内部からの要請を受け、このたび会長に就任するに至りました。

冒頭にも申し上げましたとおり、当法人は今後、より幅の広い活動方針で活動してまいります。その中で、私たちはネパールのみならずアジアの国々にも広く目を向け、協働の力で日本とアジアをつなぐ活動を目指してまいります。そして、「アジアをつなぐ協働の送りバント」というスローガンを掲げ、日本とアジアをつなぐ手助けをしながら自分たちも成長することができればと考えております。こうした活動を進めていくためには、思いやりの気持ち、困難に打ち克つ覚悟といったことが重要です。

新たな取り組みを進めていく中で何が正解かは分かりませんが、今置かれた状況の中で試行錯誤しながらNPOとして挑戦し続けていくことが大切だと思っております。今回の活動方針を打ち出すに至った背景には、これまでの活動で築き上げてきた日本とネパールにとどまらない広範囲なネットワークを通じた周囲の人々からの声もございました。これからも「協働」の理念を変えることなく、こういった仲間たちと共に力を合わせ、逆境の中でも進化していきたいと考えております。

皆様におかれましては、今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。


2021年4月
NPO法人日本アジア球友団ラリグラス
会長 小林 洋平