<ネパール交流野球教室 in 東京>

ネパール交流野球教室 in 東京

近年、日本に住むネパール人が増加しております(2016年末で約5万5千人)。この現状に鑑み、当会では、ネパール野球発展のためには日本に住むネパール人に野球を普及させることも効果的であると考え、そのための活動を進めております。その一環として、2016年5月28日に東京のネパール人学校「エベレスト・インターナショナル・スクール・ジャパン」(以下、EISJ)の生徒を対象に野球教室を開催いたしました。

EISJは2013年に東京の阿佐ヶ谷で設立された日本初のネパール人学校です。現在は、保育園児と小学生を合わせて、100人以上の生徒が学んでいます。

以下、イベントの概要と当日の活動の様子について、ご紹介いたします。当会では、今後もこの活動を継続していく予定です。

イベントの概要

■日時 2016年5月28日(土) 14:00 - 16:00
 ■会場 新小岩公園 (東京都葛飾区西新小岩1-1-3)
 ■参加者
  ・エベレスト・インターナショナル・スクール 生徒・教職員
  ・ネパール野球ラリグラスの会 指導員・スタッフ
  ・その他、ボランティアの皆様
 ■内容
  ルールの説明、キャッチボール、バッティグ等、野球の基本的な内容での子どもたちとの交流。
 ■事業認定
  「Sport for Tomorrow」認定プログラム

活動の様子

参加したEISJの子どもたち

当日は、EISJから生徒・教職員が合わせて30名以上参加した他、生徒のご父兄も多数お見えになっていました。

野球教室に先立ち、開会式が行われました。開会式にはネパール臨時代理大使のガヘンドラ・ラジバンダリ氏、東京都議の舟坂ちかお氏、葛飾区議の米山真吾氏ほかのご臨席を賜り、ご挨拶を頂戴いたしました。

野球教室では、まずランニングと準備体操でウォーミングアップを行い、その後、キャッチボールやバッティング等、野球の基本的な内容を行いました。なお、今回は、野球を初めてする生徒がほとんどでしたので、安全面を考慮し、ボールやバットはプラスチック製のものを使用しました。

プラディープ・タパ校長(左から2番目)
ガヘンドラ・ラジバンダリ臨時代理大使
(右から3番目)

参加者の感想

「野球は生徒たちにとって全く新しいスポーツです。生徒たちが本当に野球を楽しんでいたので大変嬉しかったです。これを切っ掛けに、生徒が野球に興味を持ってくれたら嬉しいし、父兄とも協力して、練習する機会を与えたいです。生徒たちのためにこのイベントを開催していただいてラリグラスの会に感謝します。今後もぜひ開催していただきたいです。」

EISJ校長 プラディープ・タパ氏