<バクタプル、パタン親善試合>

バクタプル、パタン親善試合

当会では、2015年4月25日の地震発生以来、ネパールへの復興支援活動を行ってまいりました。そして、その一環として、同年の12月にネパールにおいて「ネパール復興支援野球大会」を開催する予定でした。しかしながら、新憲法に関する混乱のため、この時期の野球大会の開催は困難と判断し、震災後1年に当たる2016年4月25日を目処に大会の延期を決定いたしました。

大会は延期となりましたが、大会を開催する予定であった期間での復興支援活動は予定どおり実施いたしました。この期間中には日本から数名の者がネパールを訪れ、バクタプル・ベースボール・クラブとゴルカクルー(パタン)の親善試合や支援物資の支給を行いました。

試合の様子


株式会社ファンケル

今回の親善試合には株式会社ファンケル様のご協力をいただいております。前読売巨人軍監督の原辰徳氏は同社のパートナーです。昨年「日本・ネパール野球交流プログラム2014」でネパールの少年選手団が東京ドームを訪れた際、ネパールの野球少年たちは原氏と交流を持つ機会を得ました。その縁もあり、今回の親善試合においては、原氏からネパールの野球少年たちへのビデオメッセージもいただきました。

このビデオメッセージを現地で子供たちに見てもらったところ、昨年来日したサグン・キチャジュ君を始めとして、多くの子供たちが感激していました。また、試合ではファンケル社様から寄贈された野球道具が贈呈されるとともに寄付金も活用されました。

■サグン・キチャジュ君の感想
(バクタプル・ベースボール・クラブ主将)

「去年日本で会った原さんからメッセージをもらってとても嬉しかったです。これからも頑張ります。」