ネパール野球ラリグラスの会

2018年1月15日
ネパール野球代表チーム主将
イッソー・タパ

ネパール初の野球グラウンド建設へのご協力のお願い


拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、このたび、ネパールの野球関係者は、ネパール野球ラリグラスの会(以下、ラリグラスの会)とともに、ポカラ市のバルバドラ・セカンダリ・スクールにおいて、以下のとおり、グラウンド建設を進めることといたしました。そして、グラウンドの建設のためのご支援・ご協力者を広く募集することといたしました。ネパールの野球関係者にとって長年の願いであるグラウンド建設に対しまして、皆様のご支援を何卒お願い申し上げます。

1.計画の背景

ラリグラスの会は1999年の活動開始以来、ネパールの青少年を中心に野球を通じた国際交流を行っております。活動当初は、ネパールでは野球は全く知られておりませんでしたが、オリンピックといった夢も抱きつつ、長年に渡り活動を続けてまいりました。その後、ネパールでも野球は徐々に広がりを見せ、ネパール初のプロ野球選手の輩出や国際大会への出場、また、2009年には、ネパール野球ソフトボール協会が設立されるなど、発展を遂げてまいりました。

しかしながら、ネパール野球が発展する上で常に妨げとなっていたのは、グラウンドの問題でした。現在、ネパールでは学校のグラウンドや農地の空き地等で野球を行っておりますが、狭く凸凹で囲いも無く、人や牛が通るなど、安心して野球ができる環境ではありません。グラウンドが整備されれば、そのグラウンドを拠点として、選手の技術向上、野球大会の開催、国外指導者の招聘等、活動の幅が広がり、ネパール野球の発展につなげることができると考えられ、グラウンド建設はネパールの野球関係者にとっての悲願でありました。

そんな中、2020年の東京オリンピックでの野球復活が決まったことでオリンピックへの熱意が再び高まり、グラウンド建設を望む声も強くなってまいりました。そして、2015年に発生した大地震により、その思いがさらに強くなりました。グラウンドが有れば、そこを災害発生時の避難場所として利用できるという考えです。このような状況の中、ラリグラスの会も「今こそ、グラウンド建設を進めるべき」と考え、今般のグラウンド建設を計画するに至りました。

2.計画の概要

(1)建設予定地

バルバドラ・セカンダリー・スクール(ポカラ市)のグラウンド。同校のグラウンドはネパールにおける当会の野球交流活動の拠点です。本計画では、このグラウンドを改修して使用いたします。また、本計画に対しては、既に同校の運営委員会との同意が得られております。

(2)工期

ネパールは2019年に開催が見込まれている野球のオリンピック予選への出場を目指しております。ネパール代表チームが新しいグラウンドで練習を積み予選に挑めるよう2018年の完成を目指しております。

(3)グラウンドの仕様

国際試合ができる広さの基準を満たすこと。ただし、本格的な野球場というよりは、他の競技でも利用できたり、子どもたちが安心して遊べる多目的運動広場のようなものの建設を目指しております。多目的広場にすることにより、野球のみならずネパールのスポーツの発展にもつなげることができると考えております。また、この多目的グラウンドは災害時の避難場所として活用できます。

(4)施工内容

グラウンドの整地、周囲フェンス、バックネット等の設置

*現行のグラウンドだけでは十分な広さがございませんので、隣接する農地もグラウンドに転用いたします。なお、当該農地は学校の所有地です。

(5)建設予定地の外観

1:現行のグラウンド
2:農地
3:学校


現行のグラウンド

(6)建設費用

ネパールの建設業者による見積もりでは、現時点で約1400万円の建設費が見込まれておりますが、今後、見積もりと施工内容を精査し、費用の削減を図ってまいります。また、建設費のうち約300万円はネパール側が負担いたします。

3.ご協力者の募集

グラウンド建設のためには多くの皆様のご支援が不可欠です。ラリグラスの会では、ネパール野球最大の夢、またネパール野球の自立への第一歩となるグラウンド建設に対しまして、建設資金のご寄付を募っております。建設資金募金の目標金額は1000万円としております。多くの皆様のご協力をお願い申し上げます。

■寄付金お振込先

 郵便振替:口座番号 00950-8-165088
     NPO法人 ネパール野球ラリグラスの会

 銀行振込:三菱東京UFJ銀行 城東支店 普通口座 0187650
     NPO法人 ネパール野球ラリグラスの会


以上、よろしくお願い申し上げます。

敬具