2026年9月2日
ネパール洪水被害の現状と12月のスポーツ交流事業について(ご報告)
各位
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素よりNPO法人日本アジア球友団ラリグラスの活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご承知のとおり、本年8月26日、ネパールにおいて大規模な洪水・土石流が発生し、各地で甚大な被害が生じており、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。今回の災害を受け、ネパール野球ソフトボール協会(NBSA)には、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)をはじめ、世界各地のスポーツ関係者や関係団体などから、お見舞いや励まし、連帯のメッセージが寄せられており、当団にも多くの皆さまからご心配やお見舞いのお声をいただいていることから、改めまして心より御礼申し上げます。
当団は、1999年にネパールでの野球交流を始めて以来、現地の皆さまとともに活動を続けてまいりましたが、今回の災害についても、NBSAをはじめとする現地関係者と連絡を取りながら状況の把握に努めるとともに、災害へのご支援についてはネパール政府が設置する公式災害救援基金をご案内しています。また、近年のヒマラヤ地域では、気候変動に伴う氷河の融解や豪雨などによる災害リスクの高まりも指摘されていることから、今回ネパールで起きていることを一つの国だけの問題として捉えるのではなく、気候危機を含め、世界がともに向き合わなければならない課題について、私たち自身も改めて考えていく必要があると感じています。
一方、当団では今回の災害が発生する以前から、本年12月にネパールで実施するスポーツ交流事業に向けて、ネパール及び日本の関係団体・関係者の皆さまとともに準備を進めてまいりました。本事業は、外務省「日・ネパール外交関係樹立70周年記念事業」の認定を受けるとともに、スポーツ庁が推進する「Sport for Tomorrow(SFT)」の取り組みの一環である「SFTアクション+」の採択事業として実施するもので、12月には、子どもたちを対象とした野球大会をはじめ、さまざまなスポーツ交流プログラムを通じて、日本からの訪問団とネパールの子どもたち、市民、スポーツ関係者の皆さまとの交流を行う予定です。
今回の災害を受け、今後も現地の状況や安全面について十分に確認していく必要がありますが、現時点では12月の取り組みを予定どおり実施する方向で、ネパール側関係者とも相談しながら準備を継続しており、このような状況の中だからこそ、これまで長年にわたり築いてきた人と人とのつながりを大切にしながら、ネパールの皆さまとともに何ができるのかを考え、一つひとつ取り組みを進めてまいりたいと考えております。
今後、現地の状況や12月の取り組みについて変更等がございましたら改めて関係の皆さまにご報告申し上げますので、引き続き、被災されたネパールの皆さまに心を寄せていただくとともに、当団の活動にご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
NPO法人日本アジア球友団ラリグラス
代表理事 小林 洋平